
PARIS
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先週、ANATOMICAの総本山があるPARISに出張で行ってきました。
今秋冬、そして来季のフランス製の打ち合わせをメインに、約一週間ANATOMICA PARISで修行させてもらいました。
僕自身3度目となるフランス出張ですが、ANATOMICAクルーとして訪れるのは初めて。
楽しみと緊張が入り混じりながら飛行機に搭乗するのです...笑
パリのマレ地区にお店を構えるANATOMICA PARIS。
内装、ウインドウ、ライトや什器など、細かい部分にまでANATOMICAのコンセプトが詰まっていると感じる店内は一瞬で心を奪われます。
売れるお店作りとかではなく...自分達の信念を貫いて自分達が信じたモノを提案するというマインドがお店からも感じとる事ができました。
今秋冬に登場する新型のジャケットやスカーフ、来年の新たな素材など...何十回とサンプル修正を行い完成したモデルを一足先に見せていただくことに。
ピエール氏が気に入って巻いていたスカーフはヴィンテージのもので、これをベースに作られているのが今季リリースされたマドラスのスカーフ。
現在製作しているスカーフも、ヴィンテージをサンプリングして製作しています。
打ち合わせは続き...京都限定で製作できるアイテムも...ご期待ください。
夜は、ピエール氏が昔から通われているフランスの老舗ビストロ"LE BARATIN"ヘ。
その後、ピエール氏の自宅に毎回オーナーの山内は訪れるそうで、僕も同行させていただくことに。
ほぼ毎晩ピエール氏の自宅でウイスキーを飲んで帰るのがお決まりのコースになっていました。
大変貴重な経験で...緊張しっぱなしですが笑
ピエール氏が自身のお気に入りの様々なプロダクトを僕らに見せてくれて話は盛り上がって行くのです。
ピエール氏の造詣の深さは洋服だけではなく多岐に渡ります。
色々なものを楽しそうに紹介してくれるピエール氏の姿を見ていると、言葉では良い表せないですが...洋服屋としての原点的なものを感じた瞬間でもありました。
帰国する最終日に、ずっと気になっていたアイテムがありました。
"GP SHIRT"と呼ばれるフランス製のシャツです。
PARISのウインドウにもディスプレイされており、PARISのスタッフ・ヨハンが愛用していて、自分も山内も購入した一枚です。
パリでしか展開していなかったアイテムですが、特別に京都でも展開させてもらえることに。
こちらはハンドキャリーで持ってきましたので、近日中に紹介させていただきます。
京都限定で製作している"ARTHUR苧麻”。
こちらはピエール氏も気に入って愛用しています。
本当にスペシャルな生地だと何度も話してくれました。
苧麻の写真を撮らせて欲しいとお願いしたところ、コーディネートを考えるからと一日時間を欲しいと。
普通ならパッときて写真撮影しそうなものですが、足元から頭まで随所にまで考え抜かれたスタイリング。
洋服屋として考え方や姿勢がこういったとこにも出ているなと改めて学ばせていただきました。
まだまだ話足りないですが笑
続きは店頭にてお話しさせてください。
ANATOMICA KYOTO
TAKUMI