
WAKOUWA
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ANATOMICA定番のスニーカー”WAKOUWA"
今回はWAKOUWA誕生のお話をさせていただきます。
かつてANATOMICAが始まる前の1970年代頃。
ANATOMICAの前身でもあり、セレクトショップの基盤を作ったと言われる伝説のショップ”GLOBE"
ピエール氏はそこであるスニーカーを販売していました。
そのスニーカーは、ピエール氏が敬愛する『SPERRY TOP-SIDER』
冒頭の写真に映るのは当時販売していたものです。
当時の『SPERRY TOP-SIDER』は、全米で販売され色々な人種に向け幅の広い物から狭い物まで様々なウィズを作り展開していたからどんな人でも快適な履き心地だったそうです。
これがピエール氏が敬愛する理由の1つです。
当時を知る方が言うには、昔のトップサイダーは大きく内側にカーブをした形状で、”バナナデッキ” や ”そら豆デッキ”と呼ばれていたらしく、オーソペディックシューズ特有のアウトカーブ、ストレートインサイドの木型だったそうです。
1944年に、『SPERRY TOP-SIDER』が、US NAVYに支給していたミリタリー仕様のデッキスニーカーが存在します。
ANATOMICA TOKYO代表の寺本氏と、ピエール氏が着目したのはまさにこの一足。
このミリタリースニーカーにフォーカスし、現在の"WAKOUWA"が誕生することに。
オーソペディックシューズ特有のストレートインサイド・アウトカーブの形状をスニーカーながら採用するという試みをお行い、12回のサンプル、30ヶ月の期間を要して完成に至ります。
全てのスニーカーの起源ともされるヴァルカナイズド製法により作られた一足は、お二人の物作りへの妥協なき拘りとスピリットが詰まっていると言えるでしょう。
現在、当時の生産国から新たな生産国に代わり、仕様をアップデートしてリリースしています。
是非一度お試しください。
ANATOMICA KYOTO
TAKUMI